旭山動物園【冬バージョン】3才〜8才のお子さんと素敵な思い出作り

冬の旭山動物園表紙 あそぶところ

北海道・旭川市にある「旭山動物園」は、日本でも屈指の人気を誇る動物園。季節ごとに動物たちの動き方が変わるところも魅力のひとつ。冬ならではの生き生きとした姿を間近で見られる「行動展示」をぜひ堪能してみてください。
特に冬の旭山動物園は、雪と氷に包まれた幻想的な空間の中で、子どもたちの五感を刺激する体験がいっぱい!今回は3才〜8才くらいのお子さん連れにおすすめの、冬ならではの楽しみ方をご紹介します。

ユーザー
ユーザー

動物は見に行きたいけど、雪道に自信がないな~

くにこ
くにこ

確かに!
雪道を楽しむコツと、動物園までの交通手段も併せて紹介しますね♪


■ 冬の服装と持ち物チェック

旭川の冬はマイナス10℃以下になる日も珍しくありません。親子ともにしっかりとした防寒対策が必要です。私が冬に動物園へ行くときは、スキーをしに行くぐらいの準備と日差しの高い午前中を狙うようにしています。

【服装のポイント】

  • スキーウェアや防水性のあるダウンコート
    特に女性は腰回りまでカバーしている長めのコートがオススメ
  • 手袋・帽子・マフラーは必須
  • スノーブーツや滑り止め付きの靴で転倒防止

【持っていくと便利なもの】

  • 使い捨てカイロ(貼るタイプと持つタイプ)
  • おやつや飲み物
    もちろんホットを交えた自動販売機もありますが、子どもが飲みやすいホットはない可能性が高いので水筒などで用意することをオススメします。
  • ソリ
    大人の体力と体幹次第ですが、滑りやすい坂道に子どもを抱っこして歩くのは雪道初心者には厳しいです。下りは逆向きに座らせて、後ろから引っ張るようにするとゆっくり降りられるので気持ちが楽です。ただし混み合う日には道を選んで歩く必要がありそうです。
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■バス路線と乗り場

  • 路線:41番(4条通経由)、47番(10条通経由)、そして急行の42番も冬季限定で運行(通常30分間隔)
  • 乗車場所:旭川駅前の東口すぐ、バスターミナル6番乗り場から発車(バス時刻表はこちら)
  • 所要時間
    • 普通便:約40分
    • 急行便:約35分
  • 運賃:大人500円/小児250円(現金・Asaca・DoCARDで後払い) 
    ※よく驚かれるのですが、全国交通系ICカード(Suica等)は使えません

  • 急行便(42番):土日祝および冬休み期間(12/23〜1/8、2/7〜2/12)は毎日運行され、雪道をスムーズに運行

引用元:あさひやまどうぶつえん

■ 冬の名物「ペンギンの散歩」は必見!

冬の旭山動物園といえば、なんといっても「ペンギンの散歩」。雪の上をとことこ歩く姿は、大人も子どもも夢中になってしまうかわいさ!本来は運動不足解消のための取り組みですが、その姿を間近で見られるのは冬の旭山動物園ならでは。

歩く距離は数百メートル程度なので、小さなお子さんでもしっかり見られます。柵のない場所を通ることもあり、目の前でペンギンが立ち止まってくれることも。お子さんが「わー!ぺんぎんさんがきた!」と歓声を上げる姿は、親にとっても最高の思い出になります。

※午前・午後の1日2回(天候やペンギンの体調により中止の場合あり)


■ 子どもも大興奮!「ほっきょくぐま館」のダイナミック展示

雪の中を力強く歩くホッキョクグマ。氷の世界にぴったりのこの動物を間近で見られるのが「ほっきょくぐま館」です。暑くて水に飛び込む姿が夏場の醍醐味でしたが、冬は雪の上での活動が活発で館内に設けられた透明ドームから顔を出すと、運が良ければホッキョクグマのおなかを下から見ることすら可能になります。

この時期は透明ドームも混み合うので、並ぶのが苦手な方でも、2階に上ってしまえば間近で大きさを感じることができるので必見です。


■ 意外と知られていない「オオカミ館」

夏場の暑さで日陰に隠れてしまい、なかなか姿が見られないオオカミたちも、冬は毛並みのもふもふが見られるほどじっくり観察できます。

童話で悪いことをする役まわりが多いオオカミ。実際のかっこよさを目の当たりにして、我が子たちはオオカミへの感情を変えるキッカケとなりました。ぜひ親子で動物を見ることで、いろいろな会話を広げてみてください。


■ 匂いが抑えめになる「かば館」

夏場は匂いがキツめなカバ館も、寒い冬なら抑えめになるので、比較的長く滞在できます。こころなしか水中もキレイなのでカバが泳いでいる姿を下の階で見ることができます。
同じルートでくるくる上手に泳ぐので、大きなガラスの前で待っていると迫力の姿を間近で見ることができて、子ども達は興奮!「もう行こうよー」と言っても動かなくなることもしばしばなので、大人チームにはちょうど良い休憩ポイントとなるでしょう。



■ まとめ:雪の中の動物たちに会いに行こう!

旭山動物園の冬は、ただ動物を“見る”だけでなく、“感じる”“学べる”体験の宝庫です。特に3才〜8才くらいのお子さんにとっては、絵本やテレビで見ていた動物たちが、雪の中で本当に動いている姿に出会うことで、心の中にぐっと深く残る体験となります。

親子で雪道を歩きながら「次は何の動物かな?」「ペンギン、もう歩いてるかな?」とワクワクする時間も、旅の大切な一部です。

ぜひ、この冬はあたたかい服装で旭山動物園へ。子どもの目が輝く“冬のどうぶつ体験”が、きっとかけがえのない思い出になりますよ。

日本最北端の動物園ならでは!冬の動物たちを、ぜひ見に来てくださいね

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